songKitamura(北村曲)
songKitamuraは音楽音源分離手法の評価のための人工音楽データセットです.このデータセットは学術的な研究用途のみ利用を許可します.このデータセットを利用した論文等を出版する場合は,データセットの詳細が記述されている下記の論文を引用してください.
- Daichi Kitamura, Hiroshi Saruwatari, Hirokazu Kameoka, Yu Takahashi, Kazunobu Kondo, and Satoshi Nakamura, "Multichannel signal separation combining directional clustering and nonnegative matrix factorization with spectrogram restoration," IEEE/ACM Transactions on Audio, Speech, and Language Processing, vol. 23, no. 4, pp. 654–669, April 2015.
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具体的には,songKitamuraには下記の内容の音楽音源データが含まれています.
4種類のメロディパート
songKitamuraは高音域のMelody 1及びMelody 2,中音域のMidrange,低音域のBassの4種類のメロディパートから成ります.
11種類の楽器音
- Melody 1
- オーボエ,トランペット,ホルン
- Melody 2
- フルート,ヴァイオリン,クラリネット
- Midrange
- ピアノ,ハープシコード(チェンバロ)
- Bass
- トロンボーン,ファゴット(バスーン),チェロ
4種類のメロディパートは音域を考慮して上記の楽器セットで演奏されます.
3種類のMIDI音源
- MGS
- Microsoft GS Wavetable Synth
- YMH
- YAMAHA MU-1000
- GPO
- Garritan Personal Orchestra 4
各楽器音は上記の3種類のMIDI音源で再生したデータを用意しています.MGSは最も簡素な音色,GPOは最もリアルな音色,YMHはそれらの中間となっています.
2オクターブの上昇音階
音色のサンプル信号として,各メロディパートの音域をカバーする上昇音階の音源を用意しています(但しYMHとGPOのMIDI音源のみ).